「姉妹隷記 −饗宴の贄−」

- mini novel -

広大な空間。
十人以上は乗れる大きなベッド。
それらは全て、その空間を埋め尽くす男の人達に、わたしとあやねちゃんが凌辱されるためにあります。

わたしたちは、互い違いの向きで、牝犬の姿勢で犯されていました。
屈服するように、お尻を卑劣な男の人に委ねなければならないその体位を取るわたしたちを、休む間もなく男の人達が辱め続けます。

「っっっんむっっ!」

そして同時に口もまた牡器によって塞がれていました。

 

 

しかし、口をふさいでいるのは、いつものように口内射精を目的とするものではありません。
既に一度射精を終えたものです。

わたしの口の中にあるのは、先程まであやねちゃんを犯し、あやねちゃんの中に精液を吐き出し終えたものです。
あやねちゃんの口の中にあるのは、先程までわたしを犯し、わたしの中に精液を吐き出し終えたものです。

獣のような精液と、あやねちゃんの愛液が絡み合ったそれに、わたしは舌を這わせます。

「っと、もういいぜ。これ以上は、また、あやねちゃんで楽しむからよ」

男の人が口から自分のものを抜きました。

 

男の人に口でご奉仕している間も、わたしたちは犯され続けています。
性交とはとても呼ぶ事の出来ない、一方的な性欲処理に、わたしとあやねちゃんの身体が使われ続けます。

わたしを犯していた男の人がくぐもった声と共に腰を押しつけました。
幾度となく、幾十度となく、幾百度となく、幾千度となく身体に教え込まれた感覚が、また繰り返されます。
獣竿が震え、膨らみ、そしてわたしの中で射精が行われました。
流し込まれる精液が、膣奥で、既に吐き出されていた十数人分の白濁液と混じり合います。

そして同時にあやねちゃんにも同じ性虐が加えられました。

あやねちゃんを犯していた男の人が、だらりと垂れた牡器をわたしに突き付けました。
また舌で奉仕します。

 

その人はすぐに回復しました。

「んー、やっぱフェラはかすみの方が上手いな。ま、でも今日はまたあやねを犯るか」

「あ……あの…………っあ」
犯されながら、わたしはその人に話しかけました。
「ん、なんだ」
「こ、こんどは……あっ……あやねちゃんではなく……わ、わたしを…………」

男の人の口角がいやらしく上がりました。
「ほう、自分を犯して欲しい、そう言っているんだな」
「は…………はい」
「いいぜ」
男の人は硬くなったものを押しつけてきました。
わたしはそれに舌で奉仕することで応えます。

この後、どんな凌辱がわたしたちを襲うのかわかりません。
しかし、数え切れない程の男の人たちの性玩具となり、射精のために犯され続けることはわかっています。
その中で、あやねちゃんに加えられる一回の性辱をわたしが代わったところで、なにもかわらないでしょう。

でも。
それでも。

「そうだなぁ。俺は淫乱な女が好きなんだ。口ではどれだけ嫌がっていても、本当は男に犯されるのが大好きな女がな」
「は、はい……わ、わたしは……い、淫乱です。口では……どれだけ、い、嫌がっていても、本当は……ほ、本当は、男の人に犯されるのが大好きです」
普通の状態ですらも口にはとてもできない言葉を、わたしは獣の格好で犯され、舌で男性器を舐りながら絞り出します。
「そうか。淫乱なかすみは、硬くなった俺のこれで犯して欲しいんだな」
「はい…………お、お願いします。硬く……なった……あなたのこれで、わ、わたしを犯して……ください」
男の人は満足そうに笑い、そして離れて行きました。

 

その後。

わたしは、来る人全てに「お願い」をしました。
後から犯す人に。
口を辱める人に。

あやねちゃんもまた口を開きかけましたが、わたしはそれを目で制しました。

想いは通じました。
この絶望の中、いままで対立するしかなかったあやねちゃんと、始めて気持ちが通じました。
幼い頃、共に遊んだ時のように。

地獄よりも過酷な性宴の中で、里を抜けてから……いえ、抜ける前からずっと抱え続けてきた願いが叶えられるという皮肉でありながらも、わたしの心には一筋の希望が差しこみました。

あやねちゃんと一緒なら耐えられる。

そしてその想いを、あやねちゃんもまた抱いていることは、時折、交わし合う瞳でわかりました。

男の人が後からわたしを貫きながら、言葉を耳元で囁きます。
それにわたしは答え続けていきます。

気持ちいいです。
犯されることがわたしの幸せです。
もっとたくさん射精のお役に立ちたいです。
中に注ぎ混まれるのが大好きです。
顔にもぶっかけてください。
性奴隷のかすみに、もっとご褒美精液をください。

男の人の腰が震えました。
次も犯してもらうために、わたしは腰を突き出し、猛々しく硬くなったものを一番奥へと迎え入れました。

それが、奈落への一歩だとは知ることもないままに。

 

- comment -

なかなか進まない姉妹編ですが、とりあえず、あと……ひの、ふの、えーと、五枚ほどで一区切りとなる予定です。

そこまでの展開は頭の中にあるので、なんとか形にして出していきたいです。
……年内にそこまで辿りつければいいんだけれども(^^;)

 

2010/10/11 紅茶男