「姉妹隷記 −競争−」

- mini novel -

わたしとあやねちゃんは、それぞれ指定された男の人の前で跪きました。

下半身をむき出しにした男の人の股間に、自分の胸をもっていきます。

「ご奉仕……させていただきます」

その言葉と共に、わたしたち姉妹は双胸を使い、男の人たちへの性奉仕を始めました。

 

 

すぐに男の人の牡器は猛々しい固さを持ち始めました。
わたしたちを犯し、辱めるために。

それでも、わたしたち姉妹は抗わず、屈辱と共に現状を受け入れることしかできません。

姉妹という絆。
それはいま鎖となり、互いをこの性獄につないでいます。

わたしがこうして、男の人のものを胸で挟み、射精の快楽へと導こうとするように、あやねちゃんもまた男の人を楽しませるために屈辱の中で奉仕を行います。

常に気高く、全てを薙ぎ払う力を持ったあやねちゃんがどのような脅迫を受けたのか。
そして、何故それに屈したのか。

いまのわたしには理解できます。
理解できてしまいます。

「どうした、かすみ。もっと気合入れろよ。この後は姉妹そろっての大輪姦が待っているんだぞ。性奴隷のお前らが一番似合う舞台の幕を早く開けたいだろ」

わたしの頭の上から声が落ちてきました。
嬲るような声色に、答えようとは思いません。
ただ機械的に胸の奉仕を繰り返します。

「まったく、悪くはないが、いまいちだな。えれじゃあ、もう少しやる気を出させてやるか。いま、お前が奉仕しているものが、どれだけあやねにとって思い出深いものなのかを」

何故か、あやねちゃんの名前が出たのか。
その意味を考える間もなく、わたしの横にあったディスプレイに映像が浮かびあがりました。

 

あやねちゃんが、犯されていました。

何度となく、幾度となくここで繰り返されたであろう光景と全く違う事は、一目でわかりました。

全身で獲物を味わうように圧し掛かっているのは、わたしがいま胸で射精を促しているその人で。
その人はあやねちゃんを犯していて。
そして、犯されているあやねちゃんからは、破瓜の血が流れていて。

動きが止まります。

「おっ、理解できたようだな。そうだよ。いまお前がパイズリしているのは、あやねの初めての相手だよ。こいつが処女膜をぶち抜いて、そして、始めてお前の妹の中に精液を注ぎ込んでやったんだぜ」
耳をふさぐこともできない事実が聞こえました。
そして、同様の言葉が、わたしの後ろにいるあやねちゃんにも告げられたことが。

「そうそう。先に射精をさせた方から犯してやるからな。一本でも多くその身体で咥え込みたかったら、もっと頑張れよな」?
妹の純潔を奪い、辱めた男の人。
その人を悦ばせるために、自らの身体を使う。

ですが。

わたしが少しでも早くこの男の人を射精に導けば、あやねちゃんよりも早く犯してもらえます。
数え切れないほどの男の人たちが控える中、どれほど早く先に輪姦されても、あやねちゃんが凌辱されることは避けられないでしょう。
でも、わずかでも、少しでも早くにわたしが性の贄となれば、あやねちゃんの受ける性虐は、わずかでも、少しでも減らせることができるかもしれません。

わたしは、胸での奉仕を再開させ。
そして、同時に獣器の先端に口をつけました。

 

両側から胸を押しつけ、肉茎を扱きます。
先端の割れ目に舌を伸ばし、射精を促します。

「へえ、急にやる気を出したじゃねえか。そんなに早く犯してもらいたいのか?」

わたしは男の人のものを咥えたままうなずきました。
それがここにいる男の人たちの征服感に、満足に、そして射精につながることは、繰り返される凌辱の日々で教え込まされたからです。

うなずきます。
精液が好きか、という問いに。
両方を同時に犯されるのがいいのか、という問いに。
中で出されると気持ちいいのか、という問いに。
性奴隷としての日々は幸せだと思っているのか、という問いに。

「妹も、同じ気持らしいな」
その言葉に、後ろにいるあやねちゃんがどうなっているのかに、ようやく気付きました。

 

あやねちゃんも懸命に胸の間にあるものを射精させようと口でも性奉仕をしていました。
わたしと同じように、憎むべき男の人の、憎むべき性器を。

男の人の息が荒くなってきました。
牡器が震えます。

男の人の快楽は射精として発散されます。
それは同時に、わたし達があの粘りつく精液を浴びることでもあります。

それでも。
一秒でも、一瞬でも早く。

この男の人を満足させ、そしてあやねちゃんが犯される回数が一回でも減るようにと、わたしは胸に収めた獣棒に性楽を送り続けます。

そして。

 

射精は、同時でした。
精液を、顔に掛けられ、口の中に流し込まれ、わたしたち姉妹は汚しました。

「さて、と」

わたしたちは手首を掴まれ、肩を抱かれました。
すぐ脇には、大きなベッドがあり、そこを数え切れないほどの男の人達が、取り囲んでいます。

その場所へ、わたしたちの身体は投げ出されました。

抗う事を許されないわたしたち姉妹が。

 

 

- comment -

えと、前回、どれほど時間をかけても何も進まなかったのが嘘のように、サクサクできました。

……次回もサクサクいければいいんだけれども。

 

2010/09/24 紅茶男