「姉妹隷記 −過去と現在と−」

- mini novel -

浴室での一幕が終わった後、わたしはかすみと引き離され、男達に嬲られていた。

「いやぁ、あやねちゃんと、お話がしたくてね」
椅子に座ったわたしを後から抱きしめ、執拗に股間を指先で責める男が、耳元で囁く。
他に、男が二人。
こちらは、醜く勃起したものをわたしの胸にこすりつけている。

いつもの枷は外されていた。
もし、その気になれば、わたしはこの三人を一呼吸のうちに打倒すことができる。

だが。

先程まで共に浴場にいたかすみの温もりが、肌に残っている。
別室にいるわたしの姉。
わたしの抵抗がどのような形で彼女に及ぶのか。
それを考えてしまうと、わたしはこの辱めを受け入れることしかできなくなってしまう。

一台のモニターがわたしの前に置かれた。

 

「なにを見せるつもり」
「いやだなぁ、そんな喧嘩腰で。俺たちはあやねちゃんと、これから先、うまくやっていきたいだけだよ」
男の指がわたしの秘唇をなぞった。
「ほら、あやねちゃんは精液処理奴隷として、これから、何百、何千、何万回も俺達の射精をこの身体で受けるわけだろ」
吐き気のする言葉が耳から流し込まれる。
「だから、さ。もう一度俺達とあやねちゃんとの『良好な関係』とはなにか、ていうのを確認しておいて欲しいわけだよ」

そして。
画面に映像が流れた。

 

かすみが、犯されていた。

しかし、何かがおかしい。
何かが違う。

その違和感の理由はすぐにわかった。
かすみが一切の反抗を、いや、反応すらしていないのだった。

ただ眠っているだけ、ということはありえない。
例え、睡眠時で襲われたとしても、そのまま気付かずにいることなど、かすみほどの手練れにあるはずがない。

と、なれば、答えは一つしかない。
すぐに、そのわたしの辿り着いた結論を裏書きする言葉が、画面から聞こえてきた。

『なんだ。また犯っているのか。電撃で気絶したやつ相手によくやるぜ』
『だ、だって、こんなにじっくりと犯せることなんてそうそうないだろ。一番人気だしさ』

男が腰を使う。

『ま、それもそうか。しかし、かすみが気を失ったのって、夕方前だろ。それから皆で輪姦し続けて……お、いまお前で百発目だぞ』
『そ、そうなんだ。で、でもすごいよ、かすみちゃん。まだまだキツいし、中だってぎゅって締め付けてくるし……』

男の腰の動きが加速した。
最低限の抵抗すらできないかすみを、汚らしい牡器が襲い続ける。
やがて、男が豚のように呻いた。
かすみの膣内で射精が行われる。

男が腰を離した。

 

『お、空いたか。じゃあ、俺もやるか』
『いいけれど、早く終わらせろよ。もう一回、俺もやるんだから』
『次の「薬」の時間まであと数時間あるだろ。安心しろよ』
『ま、そうだけれどもさ……』

そして、次の男の凌辱が始まった。
男の身体がかすみに覆いかぶさる。

これは過去の映像。
それを心の中で繰り返し唱え続ける。

 

また別の男たちがやってきた。

下種な言葉の応酬。
その中で、抗う事のできない身体がひたすら犯され続ける。




「わかっているよね、あやねちゃん。俺達に逆らうとどうなるか」
男の声が、わたしを過去の映像から引き戻した。
「ま、当然ながら、あやねちゃんが反抗したら、罰を受けるのは当然あやねちゃんなんだけれども、ほら、俺たちもうっかりすることがあるだろ。間違って、かすみちゃんに電撃を与えちゃう可能性もあるよな」

わたしは唇を噛むことしかできない。

「かすみちゃんってやっぱり人気があるから、あんな状態でもお相手して欲しいってやつらはたくさんいるんだよ。で、あまりにも殺到しちゃって、いつもの薬の時間も忘れて、膣内が精液漬になっちゃうことも充分ありえるんだよね」

薬。
それは私たちが毎日一回与えられている経口避妊剤を意味する。

そしてそれが与えられないということは。

「あやねちゃん、本当は強姦されるのが大好きなんだよね。こうやって姉が犯されている映像を見せられて、胸を嬲られても、期待でどんどん感じちゃうくらい」
男がわたしの手を引き寄せた。

 

わたしは、自分の股間に触れた指をそっと動かし始めた。
胸には堅い肉棒が押し当てられている。

男が耳元で囁く。
「……ほら、言ってごらん」

「わ、わたしは……」
声が震えそうになるのを懸命にこらえる。
「ほ、本当は、男の人に犯されるのが大好きです」
繰り返し凌辱され、身体が自らを守るために覚えた「濡れる」という反応がもたらす液が、指先に触れる。
「その証拠に……輪姦されることを期待して、おっぱいの先も堅くなっています。お口も、あそこも、お尻も、は、早く射精のためにつかってもらいたいと思っています」

「よく言えたね」
男が髪を撫でた。
「さて、それじゃあ行こうか」

次に、なにが行われるのかは聞かなくてもわかった。

かすみの前で。
わたしは、正気とは思えない言葉を口にさせられ、そして常人では耐えきれない凌辱の嵐に投げ込まれることが。

 

 

- comment -

前のお話からかなり間が空いてしまいました。
ごめんなさい。

かすみの方の構図がなかなか決まらず、えらい難航しました。
結局、挑戦した構図は諦め、描きやすいものに……こんなことなら初めからこっちにしておけばよかった……

カットインとか、一部の差し替えってやはり手間がかかるもんだなぁ、と自分で作っていて実感します。
すごいなぁ、エロゲ業界の人たちは。

次は一枚絵にしよう、と

 

2010/07/18 紅茶男