「あやね隷記 -沐浴-」

- novel -

男が楽しげに声を上げた。

身体の中で蠢く男の指。
その屈辱に耐えながら、わたしは下腹部に力を入れ、男の指を締め上げた。

広い共同浴場。

もちろん、他に女性の姿などはない。
周囲を男達に囲まれた中、連れてこられたわたしはまず自分の身体を洗った。

今日も、男達に汚されたこの身体。
無数の舌で舐られ、無骨な手で撫でまわされ、そして射精欲を満たすためだけに犯され続けた身体を清めることができるのは、この時間しかない。

しかし、その時間はすぐに終わる。
与えられたわずかな時間が終わると、わたしはボディソープを身体に垂らした。

顔に覚えもある男がいる。
顔に覚えのない男もいる。

ただ一つ言えることは、ここにいる男たちは全て抵抗できない女を弄ぶことに快感を覚える下種ばかりであるということだ。

その下種を、わたしは自分の身体を使って洗い続けた。
毎日のようにこの作業を強制させられたため、わたしの肉体は、自然に洗い方を覚えてしまっている。

背中は、胸の弾力を使う。
腕は、股間で挟む。

そして指は。

わたしは次の指を自分の体内へと導いた。
一方的に犯されることとはまた異なる敗北感が心を蝕む。

男が耳元でささやいた。

あやねちゃんの締め付けは最高だよね。
今日は何人の男に犯されたの。
いままでに、何百本がここに入ったんだろうね。
それでも、ぎゅっと締めるんだもの。
本当にセックス奴隷のためにあるような身体だよね。

そしてこう結ぶ。

この後、誰の膣内で射精しようか迷っていたけれども、やっぱりあやねちゃんにするよ。

これから自分を辱める相手への奉仕。
その現実にわたしは唇を噛みしめることしかできない。

悔しさに耐えるために。

そして。
これ以上、心が落とされる事のないように。

 

- comment -

初めて、原画段階からPCで作成したCGです。

「とりあえす完成」
が目標だったため、出来栄えは、正直、残念ですが……

 

2009/05/10 紅茶男