「あやね隷記 -犬-」

- mini novel -

わたしを捕えている施設の一角。
切り取られたような空が見えるその一角に、わたしは連れて行かれた。

犬を模した耳をつけさせられ、四つん這いの格好をさせられたわたしを、どこからか集められた男たちが見下ろす。

「今日、躾をする牝犬ちゃんはこの子かい」
一人がにやついた顔で聞く。
「はい。わかっているとは思いますが、いつもと同じようにその皿にミルクを一発お願いしますよ」

いつも。
その言葉の意味を理解するよりも早く、わたしの体は男達に貪られた。

わたしに犬の姿勢をとらせたまま、一人が後ろから汚らわしいものを突き入れてきた。
次の男は、口に。
手に。
胸に。

 

最初に達したのは、後ろからわたしを犯していた男だった。
射精の瞬間、深く突き入れてわたしの中に精液を吐き出し終えると、満足げに息を吐き、次の男に変わった。

輪姦されることに慣れることなどできるはずはない。
だが、抗いようのない状況下においてできることは、この屈辱を快感に転化させるか、心を閉ざすしかない。

ただ、無感動に。

だが、体に加えられる衝撃は、わたしに逃げ切ることを許さず、悪夢のような現実へと引き戻す。
一人が口の中で爆ぜ、断続的な射精をわたしの顔に浴びせた。

この時間がまだ始まったばかりであることを知らせしめるように。

 

 

- comment-

なんだか久々の凌辱CGです。

すーと、シチュエーションだけ決まっていたのに、うまく作れないで悩んでいたのですが、出来栄えはうむむ。
ちょっと赤に頼りすぎましたね……


2009/04/12 紅茶男