「あやね隷記 -告白-」

- mini novel -

外での「仕事」を終えたわたしは、いつものよう卑男たちの檻へと戻された。

カメラが用意された部屋に置かれた寝台。
そこでわたしは自慰を行う長柄、「外」でどのような辱めを受けたのかを語らなければならない。


繰り返される日課。
囚われの身である自分にとっては、特別なことではない。

そう自分に言い聞かせ、寝台に身を横たえたわたしに、下半身を剥き出しにした二人の男が近づいてきた。

いつも同じことの繰り返しは飽きるだろ。
俺たちが手伝ってやるよ、と。

 

股間を男の猥棒に押し当て、別の男の手を胸に導きながら「自慰」を行うわたしに、男たちが言葉を浴びせる。
−病院では何人の男達に「夜勤」望まれたのか。
−連れこ部屋では、そこに一番多く射精されたのか。
朝夕繰り返される集団凌辱であれば、それらの言葉に答えることは求められない。

だが、この時間は違う。
男たちの望む答えを、自分の口で言葉とするまで、責苦は続けられる。

わたし自身の言葉が少しずつ、心を蝕む。
「病院でわたしの夜勤を−わたしを犯したいと望んだ人たちは十二人」
「一番多かったのは膣内射精……」
事実を淡々と告げようとすればするほど、感情は乱れていく。

言葉によって再生される記憶。
明日も形を変えて繰り返されるであろうそれを言葉に変えながら、わたしは男たちの卑問に答え続けた。


 

- comment-

えらく久しぶりのCGです。

お仕事が忙しくて、家では寝ることしかできなかった時期に、
「こういう方法でCGを作ってみたいな」
と思っていたのを試すことができたので、個人的にはけっこう楽しんで作れました。

つまみぐいするような時間だけで作ったので、線画から完成まで、やたらと日時を食いまくりましたけれども……


2008/11/16 紅茶男