「始まりと終わりの夜」

<ストーリー>
ギシッ……ギシッ…………
ベッドが軋む音がする。
「あ……………っくぅ…………」
苦しさと快感が入り交じった少女の声が、夜に消えていく。
いつから、こうしているのか。
どうして、こうなったのか。
わき上がる疑問は、交わった熱さがもたらす快感がかき消していく。
「おねがい……」
上にまたがり、懸命に腰を使う少女から、哀願の言葉がこぼれた。
「ください………わたしに」
男の欲望がこみ上げてくる。
「ください………わたしに、わたしを……………」
わたしを、私を。
部屋は暗く、時折、風がカーテンを揺らす度に、わずかな月明かりが入るにすぎな い。

だから、少女の顔は見ることができない。

「ください………わたしに……………」
少女の媚肉が、きつく締め上げる。
愛液が溢れているとはいえ、男を迎え入れるそこは、あまりに狭かった。
動く度に、雫がこぼれ、絡み合う音を響かせる。
「わたしに………あなたの精と……………」

隣の部屋では妹が寝ている。
両親がいなくなった時、全てを掛けて守り抜こうと誓った紗由貴が寝ている。

「あなたの精と……………」 熱いものが、ただひたすらに絡み合う。
いま、この時が、決して夢ではないことを教えるように。
「あなたの…………」 少女の身体が、闇に踊った。
限界まで高められていた快感が、背筋を駆け上がる。
快楽をとどめることなどできない。
「あなたの……想いと共に」

一瞬、妹の顔が脳裏をよぎり、続く快感がそれを押し潰した。

少女の身体が震えた。
身体が反り、白い咽が晒された。 荒く、淫らな息が、夜を支配している。
その中で、ゆっくりと少女は自分の顔に手を伸ばした。
愛おしむように、自らの顔を幾度もなぞる。
「これが……わたしの……………」
ううん、違う、という言葉が聞こえた。
「わたしは……わたしじゃない………わたしは…………だから……わたしは……」
風が吹き、カーテンが揺れた。
月華がこぼれ落ち、少女の顔を照らし出した。
「わたしは………早雪………」
妹と、同じ顔を持つ少女が、そこにいた。

<コメント>
てなわけで、オリジナル文章付きCGの第一弾です。
このシリーズは「HゲームのワンシーンみたいなCGを描こう」というコンセプトで 始めたものなので、いらん文章が長々とくっついてしまっています。
それも併せて楽しんでいただけると、うれしいのですが。

ちなみに、このお話は、「妹とエッチしたくてたまらんお兄ちゃんが、妹と同じ顔と 身体と声を持つ正体不明の女の子とエッチをしまくる」というものです。
……こうやって文章にしてみると、えらいことを書いているな、僕。

ま、まあ、それはさておき、この回は、「正体不明の女の子」登場です。
次回が、「妹登場」で、本格的なエッチシーンはその次からになると思いますので、 それが好きな方は少々お待ちくださいませ。
それよりも……
女の子の見た目が……
予定したよりもずっと……
……ロリロリしすぎているぞぉ!
描いた自分がいうのも、アレでナニでソレですが、
Under12に見えませんか?
一応、設定では、その上ぐらいなのですが……どないしよ。

2002/11 紅茶男